【職務経歴書】転職活動で差をつける書き方やポイントを解説

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【職務経歴書】転職活動で差をつける書き方やポイントを解説(PR)


転職活動で企業への応募にあたってほぼ提出必須と言える書類「職務経歴書」。初めて転職する方は、何を・どのように書けばいいかわからず不安になりますよね。
職務経歴書に関する不安
  • 職務経歴書って何を書けばいいの?
  • 履歴書と職務経歴書は何が違うの?
  • なぜ職務経歴書は提出が必要なの?
実は職務経歴書は、転職活動経験者でも「何を書けばいいかわからない…」と頭を悩ませる方が多い書類です。

「書類は適当に仕上げて面接で頑張ればいいや」と考えている方は要注意。転職における書類選考通過率は30%程度と言われており、手を抜くと面接に進めず次第に転職活動のやる気を失ってしまう恐れがあります。

本記事では、職務経歴書の役割や書くべき内容、書く際のポイントについて解説します。書類選考通過率を上げて、第一志望の企業にて面接へと進むために、ぜひ最後までご覧ください!

アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1732420#goog_rewarded
目次
  1. 転職活動の必須書類「職務経歴書」とは
  2. 履歴書と職務経歴書の違い
  3. 転職活動における職務経歴書の重要性
  4. 職務経歴書作成の前に自己分析を済ませておく
  5. 職務経歴書のフォーマットは転職サイトから入手可能
  6. 職務経歴書に書く内容
    • 職務要約
    • 職務経歴
    • 保有資格・スキル
    • 自己PR
  7. 職務経歴書作成における注意点
  8. 転職活動で差をつける!職務経歴書作成のポイント
    • 実体験を具体的に盛り込む
    • 数字を使って表現する
  9. 職務経歴書は企業によって書き分けるべき?
  10. 転職エージェントに職務経歴書を添削してもらおう
  11. 転職成功のカギを握る職務経歴書

転職活動の必須書類「職務経歴書」とは

職務経歴書とは、ご自身の仕事に関する経験やスキルを採用担当者に伝えるための書類です。採用担当者への、あなた自身のプレゼン資料と言えるでしょう。

就職活動をされた方は、履歴書の他にエントリーシート(ES)といった、ご自身の強みや魅力を企業にPRするための書類を書いた経験があると思います。職務経歴書はESの転職活動版のような位置付けです。
ESに書くこと
  • 学生生活で頑張ったこと・何か成し遂げたこと
  • 今までの人生で苦労したこと
  • 何かに取り組む際に心がけていること
  • 自分の長所、短所
職務経歴書に書くこと
  • 仕事において成果を上げたこと
  • 成果を上げるために工夫したこと
  • 仕事において心がけていること
  • 仕事における強み・スキル
採用担当者が、入社後活躍してくれそうな人物であるかを判断するために、職務経歴書が判断材料となります。

履歴書と職務経歴書の違い

画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/301621
履歴書は転職活動における身分証明書、職務経歴書は先述の通りあなた自身のプレゼン資料といった役割と言えます。
履歴書の役割・用途
  • 応募者のプロフィールの確認が目的
  • 学歴や職歴が企業の応募要件に合致しているか確認する
  • ある程度決められた書式が存在する
  • 採用後は人事にて保管される
職務経歴書の役割・用途
  • 応募者の業務経験・スキルの確認が目的
  • 業務経験や強みが採用側の求めるものと合致しているか確認する
  • 決まった書式は存在しない(A4 1〜2枚程度が一般的)
  • 記載内容について面接で深掘りされる
履歴書と職務経歴書、どちらも企業への応募にあたって重要な書類です。ですが選考過程において、採用担当者が他の応募者と比較する際により目を通すのは職務経歴書になります。

書類選考を通過し、面接で自身の魅力を伝えるためのカギは職務経歴書であると言えるでしょう。

転職活動における職務経歴書の重要性

先述の通り、職務経歴書は書類選考通過のカギと言える書類です。その理由は以下の通り。
職務経歴書の重要性
  • 履歴書よりも読みこまれる
  • 職務経歴書の内容を面接で聞かれる
  • あなた独自の強み・熱意・個性を伝えられる
  • 他の応募者との比較がしやすい
書類選考の目的は、数多くの応募者の中から面接する人を絞り込むこと。応募資格を満たしているかを履歴書でスクリーニングし、「この人と面接したい」と思える人を職務経歴書でピックアップする形となります。

「面接に進めるかどうか」「面接でどんなことを聞かれるか」が、職務経歴書によって決まる形となります。

職務経歴書作成の前に自己分析を済ませておく

画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3025424
職務経歴書は、いきなり書き始めても思うように書き進めることができません。まずは自己分析を行なって、自身のキャリアの棚おろしを行いましょう。
自己分析で掘り下げること
  • なぜ今の会社を選んだのか
  • 今までどんな業務に携わったか
  • どんなことに仕事のやりがいを感じたか
  • 仕事のどんなことが不満だったのか
  • 苦手意識を感じる仕事は何だったか
  • 自分が人よりも活躍できた場面はどんな時か
  • なぜ転職したいのか
  • 転職で何を実現したいのか(収入・やりがいなど)
自己分析は職務経歴書の作成に必要なだけでなく、自身の転職活動の軸が定まり転職後のミスマッチのリスクを減らすメリットもあります。

まずは自己分析を行ない、ご自身の経歴や転職活動の目的などをクリアにしてから書類作成に着手しましょう。

職務経歴書のフォーマットは転職サイトから入手可能

職務経歴書は、リクナビNEXTマイナビ転職などの転職サイトからフォーマット(Word・Excelファイルなど)をダウンロードすることができます。

書店などで紙の書式が売られていることもありますが、以下の理由からPCでの作成がおすすめです。
PCでの作成がおすすめな理由
  • 多くの企業がPCでの作成を可としている
  • PCの方が手書きよりも早く作成できる
  • 複数企業へ応募する際の作成がスムーズ
  • レイアウト調整・修正が容易
また、転職サイトには業界・職種別にさまざまなフォーマットが用意されており、自分の経歴やキャリアに適したフォーマットを利用することができます。

書式は無料でダウンロードでき、書き方見本なども充実していますので、ぜひ転職サイトへ登録して利用してみてください。

職務経歴書に書く内容

では、職務経歴書には具体的にどのようなことを記載すればよいのでしょうか。職務経歴書に書くべき内容について、一つずつご紹介します。
職務経歴書に書くべき内容
  • 職務要約
  • 職務経歴
  • 保有資格・スキル
  • 自己PR

職務要約

職務経歴書の冒頭には、ご自身の職歴の要約(あらすじ)を書きましょう。

ここでは深い内容には触れずに、100〜250字程度でご自身の経験をわかりやすく簡潔に紹介する形となります。

「今までの経験を一言で説明すると…」といった形で、自己紹介するようなイメージで書くと良いでしょう。

職務経歴

職務経歴では、冒頭の職務要約について、より具体的な内容を書く形となります。
職務経歴に書く内容
  • 在籍した企業名・事業内容
  • 在籍期間
  • 取引先や顧客
  • 企業の事業内容・扱う商品・規模
  • 在籍部署の役割・職務内容
  • 携わったプロジェクト・達成した成果
いつ・どこで・誰に対して・どういった目的で・何をして・どのような成果をあげたかを、時系列(表形式)で書く形が一般的です。

保有資格・スキル

「普通自動車第一種運転免許」「日商簿記検定○級」「TOEICスコア○○○」など、保有資格と取得日を正式な名称で記載しましょう。

「資格なんて何も持ってないよ…」という方でも大丈夫。検定や資格を持っていなくても、以下の例を参考に、業務で培ったスキルや経験などを積極的に記載しましょう!
例:PCスキルをアピールする場合
  • Excel:IF関数・VLOOKUP・マクロが使用できる
  • PowerPoint:会社の企画資料・会議資料を作成できる
  • 会計ソフト:SAPを使用できる
  • CAD:AutoCADを使用して図面作成ができる

自己PR

ご自身の業務経験の中で、特に成果をあげられたもの・試行錯誤して課題を解決できたことなどをアピールしましょう。

職務要約や職務経歴のように「広く浅く」書くのではなく、特定のエピソードを掘り下げて「狭く深く」書くことで、独自性や説得力のある自己PRとなります。

担当業務の内容やエピソードをただ時系列に書くだけでは魅力的な自己PRにはなりません。以下のポイントを意識して書いてみましょう。
自己PRに盛り込むべきポイント
  • 業務遂行において工夫したこと
  • 課題解決のために、どのように考えどのような行動をしたのか
  • その経験からどのような強みがあると言えるか
  • その強みを入社後どう活かせるか

職務経歴書作成における注意点

職務経歴書作成時は、以下のような内容・構成になっていないか注意しましょう。
当てはまったらNG!職務経歴書作成の注意点
  • 企業の求める人物像と自己PRがズレている
  • 同業界の人しか知らない専門用語が多用されている
  • 分量が多すぎる(A4 3枚以上)
  • 誤字脱字が多い
  • 文章の一文が長い(70文字以上)
  • フォントや文字サイズがバラバラ
職務経歴書は、誰が読んでもわかりやすく・読みやすいものを作成することが大切です。読み手の目線に立ち、ストレスなく読み進めることができる書類にすることを心がけましょう。

転職活動で差をつける!職務経歴書作成のポイント

誰が読んでもわかりやすい・読みやすい書類を作る。口にするのは簡単ですが、具体的にどのようにすれば良いのかわかりづらいですよね。コツとしては、以下の2点を意識して書くことです。
伝わりやすい職務経歴書作成のポイント
  • 実体験を具体的に盛り込む(5W1H)
  • 数字を使って表現する

実体験を具体的に盛り込む

強みやスキル・長所などを羅列させただけの当たり障りのない内容だと、読み手の印象に残りにくくなってしまいます。

あなただけの実体験やストーリーを、5W1Hを意識して具体的に盛り込むことで、格段に伝わりやすい書類となります。
ストーリーが具体的になる!5W1Hの例
  • いつ(配属◯年目)
  • どこで(〇〇部〇〇課にて)
  • 誰に対し(取引先 〇〇株式会社)
  • 何を(新規商品 単価〇〇円・売上数〇〇個)
  • なぜ(新規取引先の開拓・新商品の販促 など)
  • どのようにして(商品導入メリットの提示 など)

数字を使って表現する

実績や成果をアピールする際は、数字を使って表現することも効果的です。

「以前よりも売上が上がりました」と書くより、「前年比売上◯%UP」「目標達成率○%」「社内売上目標5年連続達成」と書いた方が、客観的かつ魅力的な表現となります。

職務経歴書は企業によって書き分けるべき?

複数の企業へ同時に応募する際、職務経歴書は企業別に作成し直したり、内容を変えるべきなのでしょうか。

結論を言うと「YES」です。しかし、一から全てを作り直す必要はありません。

職歴などは使いまわして、自己PRは企業によって内容を変えたり強弱をつけたりすることで、企業側にとってより魅力的な書類を省エネで作成することができます。

以下の点に配慮しながら、企業ごとに内容をチューニングしてみましょう。
企業ごとに書き分けるべきポイント
  • 自己PRで伝えたい内容
    (企業が求める人物像により合致するもの)
  • 入社後興味のある業務やポジション
  • 同業他社に比べてどこに魅力を感じているか
  • 応募先の企業でより活かせる強みのアピール

転職エージェントに職務経歴書を添削してもらおう

採用担当者に伝わりやすい職務経歴書を作るには、第三者から添削してもらうことが重要です。自分で読み返すことも大切ですが、自分の文章が客観的な表現になっているか判断するのは難しいものです。

身近な友人や、転職経験のある方にぜひ読んでもらい、率直な感想を言ってもらいましょう。

転職について相談できる人が周りにいない・書類選考通過の確率をより高めたいという方は、リクルートエージェントなどの転職エージェントを活用することがおすすめです。

転職活動全般のフォローをしてくれる転職エージェントですが、書類の添削も丁寧に行ってくれます。
転職エージェントから添削を受けるメリット
  • 書類として問題ないか添削してくれる
    (誤字脱字がないか、文章としておかしくないか等)
  • 志望動機や自己PRの深掘りをしてくれる
  • 相手に伝わりやすい表現の仕方を教えてくれる
  • 書類全体を通して一貫した内容になっているかがわかる
  • 応募企業や業界によってPRすべき項目などを教えてもらえる
  • 自己PRが企業の求める人物像と合致しているか判断してもらえる
  • 書類の内容から面接の質問などを予想してもらえる

転職成功のカギを握る職務経歴書

画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/301621
繰り返しになりますが、書類選考の通過率は約30%といわれており狭き門です。手を抜いて作成してしまうと、なかなか面接に進めずモチベーションに影響を及ぼす恐れがあります。

しかし書類選考通過率が高くないからこそ、あなた独自の強みや他者との違いを書類でうまくアピールすることで、転職活動を有利にすすめることも可能です。
まとめ 職務経歴書作成のポイント
  • 職務経歴書は企業へ自分をプレゼンする資料である
  • 独自の強み・考え・学びを盛り込もう(ただの経歴の羅列はNG)
  • 5W1Hを意識し読み手に伝わりやすい文章を書こう
  • 読みやすいレイアウト・文字量・フォントなどを配慮して作ろう
  • 入社後どのように活躍できるのかアピールしよう
  • 提出前に必ず第三者に読んでもらおう
まずは自己分析を行い、キャリアの棚おろしができてから職務経歴書の作成に着手してみましょう!また、書類選考通過率を上げるために転職サイトや転職エージェントも積極的に活用してみてくださいね。

本記事が、書類選考を通過できる職務経歴書作成の一助となれば幸いです。

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